中学・高校6年間の英語をこの1冊でさっと復習する

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今日ご紹介するのは稲田一先生の「中学・高校6年間の英語をこの一冊でざっと復習する」だ。

 

 

 

 

この本は私が英語を教えるときに日本の英語教育をおさらいするために読んだ一冊だ。なぜ日本の英語教育をおさらいする必要があったかと言うと私は高校から留学しているため、日本での文法は実は中学止まり、しかも先日お伝えした通り中学の時の英語の成績は最悪だったので、英語は話せても文法用語を使用して教えることに不安があったからだ。なので、中学英語のおさらいと高校英語のおさらい(主に文法用語の確認)のために購入した。

 

この本のいいところは本当に読みやすい!

先に例文があり、その後に会話形式の説明がつく。その後基本系(「肯定」「否定」「疑問文」など)の説明や穴埋め式の練習箇所がついている。各章の最後に理解しているか確認するための腕試しのミニテストがついている。会話形式の説明は分かりやすく説明されており、装丁はカラーで見やすく空白の間隔も絶妙に取られているので読みやすい。

 

1日1章(大体20ページ)行えば10日で6年間の英語を復習できることになる!10ページに抑えても20日で復習できる。もう少し減らして1ヶ月かけてもじっくり読んで定着させるのもいいだろう。

 

この本は英語を学び直したい人、これから英会話学校に入ろうと思っていて自分で少し思い出しをしておきたいと言う人に大変おすすめだ。

 

是非手に取ってみてほしい。

 

 

 

【初心者向け】ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本

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20年近く前に発売以来かなり売れたのでこの本を知っている人もいるのではないだろうか。

 

 

この本は大学教授の向山淳子さんと向山貴彦さんによって書かれた本だ。

向山淳子さんはご主人を追いかけてアメリカに渡った時、英語が出来なくて愕然とした。空港から災難が続いたが、アメリカ生活が始まっても、まともに挨拶ができないのにバイトを始めたら電話番の仕事、学校に行けば宿題の内容はおろか宿題が出ていることまで分からないような状態だったそう。そんな彼女を助けてくれたのは何の気なしに持って行った英文法の本。その本が彼女の中のバラバラだった知識を繋げてくれ、「そういうことだったのか!」理解が深まったのだそう。そして段々と英語力を上げ、友人を作り、英語が理解できるようになったときに彼女は「英語を話すにはある程度の英文法の知識が必要となこと、そして実践しない文法ほど無意味なこと」に気づいた。そんな彼女が20年弱のアメリカ生活を経て日本へ帰国、そして大学で教鞭をとるようになった時に書いた本がこの「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本」だ。

 

この本は従来の文法では英語の仕組みが分からないと言う方のために極力シンプルに書かれているため従来の英文法書と違って「名詞が〜」や「動詞が〜」などの言葉はなく、たかしまてつをさんの可愛らしい絵と共に説明されている。また主要な箇所はカラー別になっており、どうしたら簡単に英語の文を組み立てられるかを説明している。そのカラーに合った単語を入れることによって文章を作成できるようにされており、「実践出来る英文法」になっている。

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英語を勉強してるときに文法用語で困惑してしまい投げ出した方、投げ出しそうになっている方に読んでみてほしい一冊だ。

 

ちなみにこの「ビッグ・ファット・キャット」はシリーズものとなっている。2作目はストーリー付き(難しい言葉にはすでに訳がついている)になっており、シリーズを重ねるにつれてストーリーメインとなっていく。(ちなみに私はビッグ・ファット・キャットマスタードパイ」が好き。)ストーリーメインになっていても付録で文法の解説はついているので、「これはどう読むんだっけ?」となっても大丈夫!

 

久々に検索したら私が読んだ後にも何作か出ていてびっくりした。それだけ多くの人に愛されているのだろう。

 

「文法用語を見るとよく分かんなくなってしまう!」と言う方には一度手に取ってみてほしい本だ。

 

 

 

 

 

 

私が英語学習を始めた時

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私は英語が本当にできなかった。というか勉強する気もなかった。日本から出ることは一生なく、「日本大好き」だと思っていた。そんな私の英語の成績は先生の温情を入れての5段階評価中の「2」だった。

 

英語が出来なかった私。見かねた母は…。

そんな私を見かねた母はアメリカ人の英語の先生を見つけてきた。そこから私の英語学習が始まった。最初は嫌で嫌で仕方なかった。だって自分で『勉強したい!』と言って始めたわけではなかったから。嫌だった私は部活を理由にレッスンに出ない日も多かった(グループレッスンなのでレッスン自体はきちんと遂行されていた)。

そんな私が英語を真面目に勉強しようと思ったのは、海外からの訪問者とinteractする機会があったからだ。私はその頃も英語はさっぱり話せなくていたのだが、最後に彼女は私にhugをしてくれた。それは日本で生まれ日本で育った私の初めてのカルチャー体験であり、カルチャーショックであった。「こんなあたたかい文化があるのか!!!」そう感じた私はそれまでと180度変わって『海外に行く!』と決め、英語のレッスンも増やし、きちんと出席するようになった。

 

英会話教室以外に自分で始めたこと

だいぶ昔のことになるので、その時の教材は覚えていないが、1つ覚えているのがその時から私は洋楽を聞くようになった。そしてその洋楽の歌詞と翻訳された歌詞を見比べ、確認するようになったのが自主的な勉強の始まりだったと思う。

洋楽のCDというのは2種類ある。『輸入盤』と『国内盤』だ。『輸入盤』はその名の通り、輸入されただけのCDなので歌詞カードは英語のみで、対訳は入っていない。(歌詞カード自体も入っていないときもあった。または全収録曲の歌詞ではなく主要何曲かしか入っていないときもあった。)

私は良く『国内盤』を買っていた。こちらの方が少し高いのだが、私の目当ては『対訳の歌詞カード』だったので仕方ない。そして対訳の歌詞カードと英語の歌詞カードを見比べてどの単語がどの意味なのかを確認していた。分からないものは辞書をひいて確認した。この作業は苦ではなかった。知らないものを一つずつ知り、読めなかったものを読めるようになったことがとても嬉しかった。

気分はラピュタの「ムスカ」だった(笑)

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今でもこのシーンを観ると自分が英語学習を始めた時を思い出す(笑)

余裕があれば歌詞を見ながら歌うこともあった。これが面白いもので今でも歌詞を覚えているのでその曲がかかればソラで歌えるのだ(笑)でも今思えば私はその歌を何度も何度もオリジナル音源の速さで歌えるように練習していたその成果なのだと思う。歌えなかったら悔しくて巻き戻してもう一度、そしてもう一度、何て言っているのかよーく聞いて再度チャレンジ…とその繰り返しだった。私は意図せずに「リスニング耳」を鍛えていたのだ(笑)当時はただ「きちんと歌えるようになりたい!!」その一心だけだった。でもその一心が英語学習を続けるモチベーションになったし、何度も繰り返し同じものを聞くことに飽きることはなかった。「興味」や「好き」の力は偉大だ(笑)

 

興味(好き)を味方に!

今英語を学び始めた人、学び直している人も『好きなものを知る』を味方につけてほしい。好きなものだから『知りたい』と言う気持ちがわくと思うし、好きなものを見ているとモチベーションも上がるだろう。好きな俳優のプロフィールやインタビューを英語で読み、自分で翻訳する。私の様に英語の歌詞を理解し、歌えるようにする等それだけをしてもいいし、基礎的に文法を学んでいる箸休め的にやってもいいと思う。

少しでも楽しみながら、気付いたら「理解できることが増えた」になっていたら素敵✨だと私は思う。

 

こんな本も出ているらしい。

これも面白そう。

歌詞つきってこんな感じです。

 

 

初めまして

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初めまして。Ms.Sと言います。

このブログでは私が英語学習をする上で読んだ本や、今現在読んでる英語学習系の本について書いて行こうと思います。現在英語を学習されている方のヒントとなればと思っています。

 

また、英語学習中のrefreshmentとなればと思っています。

 

よろしくお願いします。